ある日の午後。新津組「ミサワホーム東長野店」に集合です。車で来れない方は佐久平駅にお迎えにいきますので大丈夫。
人事担当の私、通称Kさんがお迎えします。お会いできてうれしいです。気になる本名はお会いしたときに。
副社長の新津は慣れないポーズをしているのでぎこちないですね。笑

互いにご挨拶して落ち着いたら新津組の自己紹介をちょっとします。
これまでの歴史や実績について資料をもとにお話します。佐久出身の方も参加してくれるツアーですが、皆さん「そうだったんだ」と初めて知ることも多いみたいです。見たことはあるけど、実は知らない新津組です。フリートーク的な場ですので質問も気楽にしてください。

国道141号の４車線化工事中の浅蓼大橋を見学に行きました。新津組は橋脚のひとつを請け負っています。
基礎工事中の現場で待っていたのは土木部のTさん。ちょうどトラックミキサから生コンを流しこむ場面でした。基礎に流し込まれた生コンの水平チェックをするTさん。４m掘り進めた地面で生コンをならしている方達に「あと１cm！…もうちょい！OK！」と指示を出しています。

11m×8m×4mを掘って、６本の支柱を打ち込んだ基礎工事。大変でしたか？
「いやあ、工事自体の難易度はそうでもないんですが、水が出る土壌で困りましたね。事前調査で予測はしていたけれど。水を抜いてもじわじわと湧いてくるから、作業を予定通りに進めるのがちょっと大変かな。でも全然大丈夫ですよ。スケジュール通りです」
大変さを少しも感じさせないTさんです。

あいにく雨が強くなってきましたが、皆さん黙々と作業をされています。おつかれさまです。
迎えてくれたのが建築部ベテランYさんと二年目のTくん。
ホテルならではのいくつもの部屋が並ぶイメージが鉄筋から読み取れる現場です。

この現場の特徴は何といってもトラックや資材を入れられるスペースが本当に狭いこと！現場監督は日々の作業がスムーズに進むように資材や作業車の手配が重要な仕事ですが、狭いスペースを考慮して、効率的に搬入できるように考えなければいけません。まるでパズルのような世界ではないでしょうか。
「狭いので平材や鉄筋の搬入には苦労していますね」とにこやかに話すベテランのYさん。「それでも品質管理には注意していますよ。もう徹底的にやっています」と話す横ではTくんが真面目そうに頷いています。

Tくん、この現場はどうですか？「現場に若者がぼくだけだったりするので何だか逆に可愛がってもらってます」とTくん。「休みでいないとみんな心配したりしてね。笑」とYさん。
雨の中でもにこやかな雰囲気が似ている二人なのでした。

広大なキャンパスエリアには授業棟はもとより、体育館やビュッフェ形式の食堂、「ハウス」と呼ばれる寮まで多様な建物が並んでいます。
開校以来、新津組では全ての建物を施工してきました。周囲の景観と調和した建物が並ぶキャンパスはこの数年の積み重ねでもあります。また、どの棟も開放的でフレンドリーな雰囲気を持っていて、建物が生み出す世界観や力を実感できる場所になっています。

開校以来、ずっと担当してきたのがIさんです。今はホールを建築中。完成したら生徒全体の集会や公演などに使われるそうです。
このプロジェクトならではの感想ってありますか？
「まず理念があって、建物はそれを具現化するものという考えがしっかりあるのはやはり特徴的ですね。施設運営を手探りで積み重ねてられるので、運営の中で出てきたニーズや課題を対応していくことで私たちも経験を積み上げていくような感じです」とIさん。
年単位で棟を手がけ、徐々に完成に向かっていくISAKジャパンさん。新津組としても珍しい案件ですが、手がけるIさんにも思い入れのあるプロジェクトになっているようです。

展示場を案内してくれたのは営業部のMさん。「軽井沢支社といえばMさん」というくらいお客様にも親しまれています。
軽井沢の別荘実績No.１でもある新津組ですので、その営業スタッフといえば力強いキャラをイメージしがちですが、とても穏やかな人柄のMさんです。
「力強さなんてないですよ（笑）。お客様の希望を形にしながら、具体的にまとめていくだけで。でもそれが楽しいですし、完成したときに『Mさん、ありがとう』って言っていただけるのがやっぱり嬉しいです」

今回はWeb用にだいぶ盛り込んでいますが、実際に見学する現場は二つか三つほどですのでご安心ください。笑
今回見学したのは軽井沢でも高級分譲地であるエリアの大型別荘の現場です。まだ基礎工事の段階ですが、基礎だけを見ても通常の別荘の倍以上はある大きさ。施主様は海外の方で、海外の資産家の方に人気の軽井沢ではこのようなリッチな案件も珍しくありません。新津組の得意分野でもあります。

迎えてくれたのは建築部のOさん。若手ですが大型物件を任されて頑張っています。
苦労しているところはありますか？
「今年は台風がすごかったので、スケジュールを変更して人集めをやり直したり、倒木の確認をしたりといった普段しない確認が多くて大変でした。でも、これほど大きな別荘はなかなかないので今から完成が楽しみです。効率よく、使いやすい家を作れたらと思います」

最後は『軽井沢発地市庭』のスイーツでほっと一息つくのがいつもの締めです。笑
この日は豆腐専門店の白ほたるキッチンで豆腐スムージー。美味しい！
スイーツを食べながら今日一日の感想をおしゃべりしてツアー終了です。おつかれさまでした！