国際認証「SBT(Science-Based Targets)」を取得しました。

  • お知らせ

株式会社新津組は、2024年4月19日に、国際的なイニシアティブであるSBTイニシアティブ(SBTi)に参画し、中小企業版SBTの認証を取得いたしました。

当社の温室効果ガス削減目標について

<Scope1・2の削減目標と削減に向けた取り組み>
・目標:2030年に2021年比で47%削減する。
・建物の断熱改修を行い冷暖房効率を高める。
・暖房の熱源をガスや灯油から電気に切り替える。
・各事業所の屋根上に太陽光発電設備を設置する。
・購入電力を再エネ由来の電力に切り替える。

<Scope3の削減目標と削減に向けた取り組み>
(中小企業版SBTでは温室効果ガス削減目標の設定範囲としてScope3は除外されています)
・各工事現場での排出量を測定する仕組みをつくり、削減目標を設定する。
・ICT活用により工事の効率化と工期短縮を図る。
・工事車両の動力をガソリンや軽油から電気に切り替える。
・工事用仮設事務所に太陽光発電設備を設置する。

弊社ではかねてより
・国際的な省エネ建築「パッシブハウス」のコンセプト住宅を建築
・ICT施工チームを社内に設立し、工事の効率化と短工期化を実現
などの各種取り組みにより温室効果ガス削減を進めています。

SBT認証の取得により、2030年の温室効果ガス目標の達成に向けて、社員一丸となった活動を進めてまいります。

【SBTiとは】
SBTiはパリ協定に整合したネットゼロ目標を広める国際活動(=イニシアティブ)のひとつ。
CDP、国連グローバルコンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4つの国際機関によって構成される。

【SBTとは】
SBTは「Science-Based Targets(科学に基づく温室効果ガス削減目標)」の略。
SBT認定を受けた企業は原則として、年1回、排出量と削減の進捗状況を開示することが求められる。
自社の温室効果ガス(GHG)排出量は、国際的な炭素会計基準であるGHGプロトコルに従って測定する。

【Scope1、2、3排出量とは】
事業活動すべての排出量を合計したサプライチェーン排出量は、Scope1、2、3の合計となる。
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(例:事務所を暖房するために用いる灯油)
Scope2:他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出(例:事務所で使用する電気)
Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(例:セメント等原材料の生産、自社で建築した建物の利用)